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食道アカラシア

 2017/04/15 治療 病名 症状
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食道アカラシア

 食道アカラシア

【どんな病気?】

食道から胃の接合部の緊張が強く、食道から胃に食物が流れていかない状態をアカラシアといいます。これはギリシャ語の「弛緩しない」という意味の言葉から名付けられました。食べたものが食道にたまって胃に流れないため、食道が拡張します。

この疾患にかかる人は、日本では10万人に約0.5人(年間)ほどで、子どもから老人まで幅広い年齢にみられる疾患です。

【体の症状は?】

初期症状は、慢性的な水分の飲みにくさがあげられます。進行すると食道内にたまったものが逆流し、睡眠中にむせて目が覚めるがあります。食道の壁の異常収縮による胸痛、嘔吐、体重減少の他、誤って気管に入ってしまうと肺炎になるおそれがあります。

 

【検査】

消化管造影検査: バリウムにより食道の造影検査をします。食道内のバリウムが胃に流れにくい様子や食道の拡張を見ます。

その形が、鳥のくちばしに似ているので、bird beak appearanceと言われます。

食道アカラシア

上部内視鏡検査:(胃カメラ) 内視鏡による食道の観察により、ガンなどの病変がないことを確認します。食道の内腔の拡張、液体や食残などを認めます。

食道内圧検査:食道-胃接合部の緊張状態を測定します。

さらに詳しく→内視鏡検査って何をするの?

【治療・処置】

薬物療法:カルシウム拮抗剤などにより、内臓の筋肉の緊張を和らげる薬を服用します。

バルーン拡張術: 薬物療法にて効果が得られなかった場合、内視鏡を使った治療を行います。内視鏡から風船を出して狭窄部に挿入し、膨らませることによって拡張を試みます。食道-胃接合部を強制的に拡げる治療です。

外科的手術:上記の治療方法が無効な場合は、手術の適応があります。

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