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【メールお悩み相談室】出産での痔・おしりの悩み

コラム 治療 症状 肛門病
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出産での痔・おしりの悩み

体の具合が悪くても、病院に行くのをためらってしまう。そんなことはありませんか?病院へ行く前にお医者さんに相談できたらいいな、という患者さんの声から最近では「メール相談室」を設けるお医者さんが増えています。

そんな数多く寄せられた質問の中から、当院で多かった質問をピックアップしてご紹介していきます。

今回は「出産と痔」についてのQ&Aです。

 

Q1:出産後、肛門から何か出ます。悪露(おろ)がある中でも受診できますか?

イエル

ナオル先生。今日もメール相談室にたくさんの質問が来ています。私が返信しておきますので、お答えを教えてくださーい。

ナオル
はいはい。ではメールを読み上げてください。
イエル
出産してから、肛門に違和感や不快感があります。便秘がちです。排便時に肛門から何か出てきて戻してもすぐに脱出します。出産したばかりで、まだ悪露(おろ)があります。このような状態でも治療は可能ですか?30代女性の方です。肛門科で診察を受けたことはないとのことです。
ナオル

なるほど。おそらく「外痔核の腫れ」があると思われます。今は、肛門科に女性の専門医がいることを伝えてあげてください。女医さんの方が安心して受診できるとい女性が多いと思われますからね。安心して治療が受けられるというのは患者さんにとって重要なポイントですよね。

Q2:出産して3年たっても、排便時の痛みが消えない・・・

イエル
出産後、排便の際に毎回痛みを伴うようになりました。切れ痔のようでもあり、肛門の一部がほんの少し出ている感じもあります。周囲の人からは、自然に治ると言われたのですが、3年経っても治りません。そろそろ2人目が欲しいと思っているのですが、この痛みが気になって心配です。こういう程度でも受診した方がいいのでしょうか?排便時に、鮮血の出血がある、違和感が消えない、膿はない、とのことです。30代女性の方です。
ナオル
排便時の出血の色、などの情報から推測すると、「 度の痔核の脱肛」と思 われます。 度以上の痔核、に関しては、脱肛状態が強くなってきているため に、軟膏を塗って様子を見るような保存的な治療では、治りません。軟膏以外 の治療方法に変わります。これは一度治療を受けられた方がいいですね。 また、実際に病院での問診を受けてからになりますが、治療方法にはたくさん の種類があります。切除する方法・しない方法もありますし、きちんとした説 明を受けて、納得してからご自身で選択することができますよ。また、手術と いっても内容によっては日帰り入院という短い時間で対応ができることもお伝 えしてください。 この方にも、女医さんがいることを添えて、お伝えしてください。

肛門にでっぱり 脱肛のお悩み

Q3:出産後に痔がひどくなったので手術をしたいが、10カ月の子供を連れて行っても大丈夫ですか?

イエル
出産する前から痔の症状があったのですが、出産後ひどくなり、手術を考えています。出血も膿も脱肛もないのですが、痛みと大きなイボがあります。ただ、子供が10カ月なので、一緒に連れて行くことができるのか心配しています。赤ちゃんを連れて行っても大丈夫ですか?20代の女性の方です。
ナオル
まず、赤ちゃんを連れての診療はもちろん大丈夫ですよ!とお伝えしてください。 それから症状について、この方の場合はメールから推測できることは限られていますが、 度の痔核の脱肛、もしくは産後の外痔核の名残の皮垂、内外痔 核の両方を持っていらっしゃる、などが推測されます。 手術を考えているとのことですが、確かに来院されたほうがよい状態です。こ の方にも、先ほどの方と同じように、女医さんがいること、治療方法は選択できることをお伝えしてください。

Q4:授乳中なので、大腸内視鏡検査に使う麻酔の種類と影響期間を知りたい

イエル
現在授乳中なのですが、会社の検診で便潜血陽性となったため、大腸内視鏡検査を受けたい、と思っています。麻酔は母乳に影響が出るので助産院で調べてくれるとの話になり、麻酔薬の名称を知りたいと思っています。内視鏡検査で使用する麻酔について先にお伺いすることはできますか?また母乳に影響のある期間についてもおしえていただければ幸いです。30代の女性です。
ナオル
はい、イエルさん、当院で使っている麻酔薬リストを添付してあげてください。基本的に、添付リストにあるすべての薬剤は、腎臓排泄によって、数時間で尿から排泄されます。母乳を控える期間は2日を見ていただければ全く問題ないと思います。1日でも可能ですが安全を期して2日とします。

まとめ:安心できる病院で、早めの安心を手に入れよう

イエル
イエルです。いかがでしたか?出産後、排便や痔の痛みで悩まれるお母さん、実は多いのです。相談しにくいですからね、メールでの相談多い案件なんです。上記にも、なかなか他の人に相談できない、と思って自然治癒を期待しても治らなかった、というケースもありましたね。ナオル先生の回答にもありましたが、放置では治らないところまで悪化してしまっても、一度治療に来院されればすぐに対応できるケースが多くみられます。今は時間がかからない治療法もたくさんあって選べますので、長く悩むより、早めに治療を受け、早めに安心されることをおすすめします。実際に治療を受けると、簡単だった!と思われる方が多いです。また今は女医さん、女性だけのクリニックがあります。ご自身が安心できる病院を探して、是非利用してみてくださいね。

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