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腎膿瘍(じんのうよう)

 2017/04/15 治療 病名 症状
この記事は約 2 分で読めます。
腎膿瘍(じんのうよう)

【どんな病気?】

腎膿瘍とは、腎臓に膿の溜まり(膿瘍)が作られてしまう比較的まれな病気です。

コントロールがよくない糖尿病患者や、免疫がさまざまな原因で落ちてしまった人に多いと言われています。腎臓に細菌が感染してしまうことで引き起こされますが、その細菌は腎盂腎炎からの波及や、他の臓器からの血の中を通って感染してきます(血行感染)。重症で難治性のものが多く、死亡例も報告されています。

【体の症状は?】

腎臓は両側背部にあるので、その場所の痛み(背部痛もしくは側腹部痛)や、圧痛を認めます。

全身症状として、発熱、悪寒、体重減少、全身倦怠感を認めます。

【検査】

血液検査:

白血球の上昇やCRPの上昇など、炎症反応の上昇を認めます。

腹部CT検査:

腎臓に膿瘍を認めます。

【治療・処置】

治療の基本は、抗菌薬の投与です。膿瘍が大きいとき(長径が3cm以上である場合)や免疫が落ちている人の場合には経皮的ドレナージ(膿瘍に管などを入れて外に膿を出すこと)が勧められます。

経皮的ドレナージが無効のときには、切開排膿、腎部分切除などの外科的治療が行われます。腎膿瘍の外科的治療は膿瘍の大きさに準じて決定すべきであると考えられています。外科的治療が遅れると軽快することのない(不可逆的な)全身状態の悪化をもたらすこともあるので、治療法の選択は重要です。

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