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細菌性心内膜炎(さいきんせいしんないまくえん)

 2016/11/01 治療 病名 症状
この記事は約 2 分で読めます。
細菌性心内膜炎

【どんな病気?】

感染性心内膜炎は、心臓の壁の心内膜が微生物に感染してしまったものです。先天性の心臓の病気や心臓の弁の不全症(弁膜症)などがある人に多く認めます。それらの病気により血液に乱流が起き、それにより傷ついた弁や心内膜に微生物による感染巣が作られてしまいます。最近は、男性、高齢者、急性の割合が増えています。放置すれば致死的となる病気ですが、診断がなかなか難しい病気です。

【体の症状は?】

発熱、全身倦怠感、頻脈、悪心、からだの震え、関節痛、筋肉痛などの全身症状を認めます。

【検査】

血液検査:

白血球の上昇や、CRPの上昇などの炎症反応の上昇を認めます。

心臓超音波検査:

弁膜症などがあるので、血液の逆流を認めます。細菌性心内膜炎(さいきんせいしんないまくえん)

血液培養検査:

血液培養検査にて、原因となった細菌が確認できます。

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細菌性心内膜炎

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ナオル

ナオル

こんにちは。日本を健康にすべく健康惑星からやってきたナオルです。

僕、こう見えて医者なんです。人間の体って面白い。特に、地球上生物の栄養摂取と排泄の仕組みは興味深い(僕たちは食べませんから)。そんなわけで、専門分野は消化器、肛門疾患です。今日も日本中から集めた論文や臨床に基づいた確かな情報をお届けします。

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