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風疹(ふうしん)

 2016/08/28 治療 病名 症状
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風疹

【どんな病気?】

風疹は、幼児や学童期に好発するウイルス感染症です。感染初期に耳介後部や頸部を中心とした頸部リンパ節腫脹を認めます。

さらに発熱と同時に、顔面、体幹に発疹を認めます。発疹、発熱は2~3日程度で収まります。このことから「3日はしか」とも言われます。

まれに合併症として脳炎や特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、関節炎などを認めることがあります。

近年、日本では風疹感染者が増えていて、妊娠の初期にお母さんが感染すると先天性風疹症候群の子供が生まれてしまうので、問題になっています。

【体の症状は?】

頸部リンパ節腫脹、発熱、発疹などを認めます。

【検査】

血液検査:

血清で4倍以上の抗体価上昇を認めます。

【治療・処置】

予防には弱毒性のワクチンが使用されます(定期予防接種)。感染時には、対症療法のみ行い、様子を観察します。

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ナオル

ナオル

こんにちは。日本を健康にすべく健康惑星からやってきたナオルです。

僕、こう見えて医者なんです。人間の体って面白い。特に、地球上生物の栄養摂取と排泄の仕組みは興味深い(僕たちは食べませんから)。そんなわけで、専門分野は消化器、肛門疾患です。今日も日本中から集めた論文や臨床に基づいた確かな情報をお届けします。

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