帯状発疹(たいじょうほうしん)

【どんな病気?】
帯状疱疹は、神経節に潜伏していた水痘・帯状ヘルペスウイルスが再活性化して起こるものです。比較的高齢者に見られる病気です。身体の片側だけ(片側性)に見られます。
【体の症状は?】
皮疹が出る数日前から、片側性に皮膚がピリピリ痛む神経痛を認めます。次第に紅斑、水疱が出現します。
【検査】
水疱の組織を一部、綿棒などで取り、それを顕微鏡で観察して判定します。
【治療・処置】
軽症の場合は、抗ウイルス薬の軟膏を塗布します。中等度~重症になると、内服や点滴にて抗ウイルス薬を投与します。その程度により入院が必要になることがあります。