がん性腹膜炎

【どんな病気?】
がん性腹膜炎とは、消化器(胃・大腸・膵臓など)のがんや卵巣がんなどが腹膜に転移し、血性の腹水を伴った腹膜炎を合併したものです。がんの進行した状態のときに認めます。
【体の症状は?】
腹水の貯留によって、腹部膨満感、腹部の張りを認めます。がんの進行による栄養失調、衰弱を呈します。腸閉塞をきたすこともあります。
【検査】
腹部CT検査、超音波検査
腹腔内に満たされた腹水をみとめます。
【治療・処置】
抗がん剤にてがんの治療を行います。根治的に治す治療方法はありません。