1. TOP
  2. 治療
  3. 脾梗塞(ひこうそく)

脾梗塞(ひこうそく)

 2016/06/18 治療 病名 症状
この記事は約 2 分で読めます。
脾梗塞

【どんな病気?】

脾梗塞とは何らかの原因で脾臓に行く血管が詰まり血液が流れないことによって脾臓が壊死してしまう症状のことをいいます。

原因はよく分かっていませんが、内臓での血液循環が悪くなった時におこるものとして考えられています。血栓性疾患(心房細動あるいは心内膜炎など)を併せ持つことが多く、脾梗塞を診断した場合は血栓性疾患の精密検査が必要になります。

【体の症状は?】

左側の上腹部が痛くなります(左上腹部痛)。

痛みの程度は、激しい痛み(激痛)の場合と鈍い痛みの場合と様々です。

【検査】

腹部造影CT検査

:造影されない脾臓を認めます。

【治療・処置】

治療法としては、壊死した脾臓を外科手術で全部若しくは一部摘出します。
血管性疾患を認める場合は、同時にその治療を行います。

\ SNSでシェアしよう! /

専門医が教える体の情報サイトdscopeの注目記事を受け取ろう

脾梗塞

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

専門医が教える体の情報サイトdscopeの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

ナオル

ナオル

こんにちは。日本を健康にすべく健康惑星からやってきたナオルです。

僕、こう見えて医者なんです。人間の体って面白い。特に、地球上生物の栄養摂取と排泄の仕組みは興味深い(僕たちは食べませんから)。そんなわけで、専門分野は消化器、肛門疾患です。今日も日本中から集めた論文や臨床に基づいた確かな情報をお届けします。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 新型コロナウイルス感染症

  • 突発性食道破裂(とっぱつせいしょくどうはれつ)

  • 肛門がん

  • 側頭動脈炎(そくとうどうみゃくえん)