不整脈

【どんな病気?】
心電図検査で、心臓の脈拍が正常なリズムでないものを不整脈と言います。
様々な種類の不整脈がありますが、すべて心電図によって診断されます。不整脈の種類には、大きく2つに分けることができます。
正常よりも脈拍が速い頻脈性不整脈と、脈拍が遅い徐脈性不整脈です。不整脈の原因は、遺伝因子の他に環境因子の変化で正常を維持できない状態となり発生すると言われています。
【体の症状は?】
不整脈の種類により、さまざまな症状が出現します。代表的なものに、動悸(ドキドキ)、胸内苦悶感 、一過性の血圧低下、失神などがあります。
【検査】
心電図検査
正常のリズムでない脈拍を認めます。
【治療・処置】
不整脈の種類により、治療方法はさまざまで大きく異なります。
抗不整脈薬を内服したり、不整脈を落ち着かせる神経を刺激(迷走神経刺激)することなどを行います。命にかかわる不整脈の場合は、電気的除細動を行ったり、人工ペースメーカーを挿入することもあります。