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麻しん(ましん)

 2016/11/01 治療 病名 症状
この記事は約 2 分で読めます。
麻しん

【どんな病気?】

麻しんは、生後6か月以降の小児に好発するウイルス感染症です。

風邪のような上気道感染が起きたあとに、両頰の裏側の口内粘膜に白色粘膜疹(コプリック斑)が現われます。熱が3~4日続き、少し下がった傾向がみられた後、再度高熱が出ます(二峰性の熱)。顔面、体幹を中心に融合傾向のある発疹を認めます。(のちに色素沈着)

【体の症状は?】

発熱、発疹、白色粘膜疹、色素沈着を認めます。

<白色粘膜疹(コプリック斑)>麻しん

<融合傾向のある発疹>麻しん

麻しん

【検査】

血液検査:

多くの場合、白血球減少を認めます。

【治療・処置】

予防には弱毒性のワクチンが使用されます(定期予防接種)。感染時には、対症療法のみ行い、様子を観察します。

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ナオル

ナオル

こんにちは。日本を健康にすべく健康惑星からやってきたナオルです。

僕、こう見えて医者なんです。人間の体って面白い。特に、地球上生物の栄養摂取と排泄の仕組みは興味深い(僕たちは食べませんから)。そんなわけで、専門分野は消化器、肛門疾患です。今日も日本中から集めた論文や臨床に基づいた確かな情報をお届けします。

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