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うつ病(うつびょう)

 2017/05/03 治療 病名 症状
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うつ病(うつびょう)

【どんな病気?】

明らかな原因がないのに気分が落ち込み、回復せず強い憂うつな状態が長く続くものがうつ病です。うつ病の原因は、はっきりとはわかっていませんが、脳神経の伝達物質の働きが悪くなることに、ストレスや病気、環境変化など、さまざまな要因が重なって発病すると考えられています。

 

【体の症状は?】

精神的な症状

・気分が低下する。(抑うつ気分、興味や喜びの喪失、自責感、生きていくのがつらいと思うなど)

・やる気が低下する。(強い焦燥感・運動の制止、思考力や集中力の低下、意欲の低下など)

・妄想がある。(罪業妄想、貧困妄想など)

身体的な症状

・不眠、食欲低下、食欲増加、全身倦怠感など

・月経不順、性欲低下、勃起障害など

・頭重感、腰痛など

【検査】

うつ病の診断は、診察が重要です。症状、生活、ストレスの有無などをチェックして総合的に判断されます。

【治療・処置】

うつ病の一番の治療は、十分な休養を取ることです。その他、抗うつ薬を投与する薬物療法、精神療法を行います。効果が得られない場合、副作用などで薬剤療法が使用できない場合には、頭皮に電極をつけて電流を流す電気けいれん療法が行われることもあります。

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ナオル

ナオル

こんにちは。日本を健康にすべく健康惑星からやってきたナオルです。

僕、こう見えて医者なんです。人間の体って面白い。特に、地球上生物の栄養摂取と排泄の仕組みは興味深い(僕たちは食べませんから)。そんなわけで、専門分野は消化器、肛門疾患です。今日も日本中から集めた論文や臨床に基づいた確かな情報をお届けします。

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