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中耳炎(ちゅうじえん)

 2017/05/03 治療 病名 症状
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中耳炎(ちゅうじえん)

【どんな病気?】

昔から中耳炎があり、耳だれが時々出るような場合、めまいを伴うことがあります。中耳の炎症が内耳に影響しはじめると、外部情報をつかさどる前庭という器官などの働きに影響し、めまいが起こります。

【体の症状は?】

回転性めまい、ふらふらとする浮遊性めまい、平衡障害などがみられます。

【検査】

診察:

鼓膜の発赤、腫脹、混濁を認めます。鼓膜に穿孔があると耳だれの流出を認めます。 

【治療・処置】

経過を観察し、改善しないようなら抗菌薬が投与されます。細菌検査の結果などを参考に、適宜、抗菌薬を変更します。重症の患者さんには点滴静注が行われることもあります。重症例や抗菌薬投与で改善が認められない時は、鼓膜切開が行われます。

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ナオル

ナオル

こんにちは。日本を健康にすべく健康惑星からやってきたナオルです。

僕、こう見えて医者なんです。人間の体って面白い。特に、地球上生物の栄養摂取と排泄の仕組みは興味深い(僕たちは食べませんから)。そんなわけで、専門分野は消化器、肛門疾患です。今日も日本中から集めた論文や臨床に基づいた確かな情報をお届けします。

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