急性気管支炎(きゅうせいきかんしえん)

【どんな病気?】
急性気管支炎とは、気管支に急性に炎症が起こり、痰、咳を認めるものです。肺まで炎症が及ぶと肺炎と診断されます。気管支炎の原因はウイルス、喫煙、大気汚染、喘息などのアレルギーなどです。感染症としての急性気管支炎の原因としては、ウイルスがほとんどです。
【体の症状は?】
発熱、咳、痰を認めます。
【検査】
気管支炎の診断は症状と肺炎の否定することによって行われます。胸部レントゲン検査で肺に異常があれば肺炎と診断され、気管支炎が除外され、症状が急性であれば急性気管支炎という診断されます。
【治療・処置】
咳止め薬、去痰薬、消炎薬などが対症療法として使われます。インフルエンザが原因の場合には、抗インフルエンザ薬を使用します。