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細菌性腸炎(さいきんせいちょうえん)

 2017/05/25 治療 病名 症状
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細菌性腸炎(さいきんせいちょうえん)

【どんな病気?】

細菌により腸が炎症状態になっている状態です。細菌性赤痢、サルモネラ腸炎、カンピロバクター腸炎、コレラ、腸炎ビブリオ、病原性大腸菌感染症などがあります。

【体の症状は?】

下痢、腹痛(しぶり腹)、発熱等がみられます。原因の細菌によっては、血便や米のとぎ汁様下痢を認めます。細菌感染から腸炎発症までの時間は、その細菌によって違います。

【例】代表的な細菌による感染から腸炎発病までの時間

ブドウ球菌:

1~6時間

腸炎ビブリオ:

12~17時間

サルモネラ菌:

8~24時間

連鎖球菌:

5~10時間

【検査】

便の培養検査で確定診断を行います。

【治療・処置】

抗生剤投与と水分、電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、クロールなど)の輸液療法があげられます。

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ナオル

ナオル

こんにちは。日本を健康にすべく健康惑星からやってきたナオルです。

僕、こう見えて医者なんです。人間の体って面白い。特に、地球上生物の栄養摂取と排泄の仕組みは興味深い(僕たちは食べませんから)。そんなわけで、専門分野は消化器、肛門疾患です。今日も日本中から集めた論文や臨床に基づいた確かな情報をお届けします。

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