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副鼻腔炎(ふくびくうえん)

 2017/06/01 治療 病名 症状
この記事は約 2 分で読めます。
副鼻腔炎

【どんな病気?】

副鼻腔炎とは、鼻腔に接する副鼻腔の炎症のことです。副鼻腔には、上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞があります。副鼻腔炎は、これらの部分の炎症です。副鼻腔炎の原因には、細菌感染によるものの他に、外傷や副鼻腔内の急激な気圧変化などによるものがあります。細菌感染によるものは、風邪症状に随伴して起こり、免疫が低下している時に発症しやすいものです。

【体の症状は?】

炎症による頭痛や頭重感を認めます。鼻汁も多く認めますが、発熱は軽度です。稀ですが、炎症が脳に及ぶと意識障害を引き起こします。

【検査】

細菌検査:

診察を行い、鼻汁などから原因となる細菌を同定するため細菌検査を行います。

レントゲン検査:

レントゲン写真で副鼻腔の炎症を診断します。

【治療・処置】

細菌感染の場合、原因となる細菌を調べて抗菌薬を投与します。また、頭痛などの症状の改善のために消炎鎮痛薬も使用されます。

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ナオル

ナオル

こんにちは。日本を健康にすべく健康惑星からやってきたナオルです。

僕、こう見えて医者なんです。人間の体って面白い。特に、地球上生物の栄養摂取と排泄の仕組みは興味深い(僕たちは食べませんから)。そんなわけで、専門分野は消化器、肛門疾患です。今日も日本中から集めた論文や臨床に基づいた確かな情報をお届けします。

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